セカンドウィンドとデッドポイントとは?抜け方やコツ、関係性を理解しよう!
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こんにちは!元陸上部のスポエモンです!
この記事ではランニング中に起こる「セカンドウィンド」と「デッドポイント」について解説していきます。
一昨日、仕事終わりに家の近くの公園でランニングしてたんです。
すると、私の大嫌いな “デッドポイント” が発生。
もう本当に嫌いなんですよね〜。デッドちゃんw
ただ、1分後にはデッドポイントを抜けて、セカンドウィンド入ることができたんですけどね。
というのも、私はデッドポイントからすぐに抜けれる方法を知っているから。
この記事では私が独自に発見したその方法について、惜しみなく公開しちゃいますのでお楽しみに。
この記事であなたに伝えたいこと
デッドポイントとは?
あなたは走り始めてからすぐに「あれ?なんか今日きついぞ」と思ったことありませんか?
それ “デッドポイント” と言うんですよ。
もしくは、”デッドゾーン” とも言います。
私も何度も経験したことがあるので、そのきつさはよ〜くわかります。
というか、私がランニングで一番嫌いなものがこの “デッドポイント” ですw
まだ走り始めて間もないから、体力とか有り余っているのに、なぜか序盤が一番きついという。
でも、それにはちゃんと理由があるんですよ。
ランニングの前って基本的にリラックスしていますよね。
だから、呼吸も心拍数もゆっくりな状態でしょ?
んで、ランニングを始めると一気に心拍数が上がったり、呼吸が荒くなったりしますよね?
その時って、あなたの体がいきなりの変化に対応できないんですよ。
呼吸器や循環器がその変化に慣れるまでちょっと時間がかかるんです。
つまり、ランニングを始めたばっかりの時は
あなたの体が一時的に酸素不足に陥っている状態
なんです。
だから、ランニングの最初ってきつく感じてしまうんです。
これがデットポイントの正体だったんですよ。
でも、このデットポイントを抜けると急に走っているのが楽になった経験ありませんか?
走っている途中に「あれ?なんか楽になってきた?」と。
そんな現象が起きるのは、あなたの体がランニングしている状態に慣れてくれた証拠です。
そのデットポイントを抜ける現象のことを
セカンドウィンド
と言います。
できれば、デットポイントは経験せずに、最初からセカンドウィンドの状態でありたいものです。
ただ、デットポイントは誰でもなってしまうもの。
そして、いつ発生するかわかりません。
なので、ランニングしている人にとって、気になるのは
「どうやったらデットポイントを抜けてセカンドウィンドに入るの?」
ってことですよね。
実は、デッドポイントを抜ける方法は超簡単なんですよ。
デッドポイントの抜け方は?
デッドポイントを抜けるためには止まってはいけません。
きついかもしれませんが、走り続けてください。
もっと細かく言うと
ペースを落とさないで走り続ける
ということが必要になります。
そうすれば、あなたの体が徐々に慣れてきてデッドポイントを抜けます。
デッドポイントを抜ければ、、、
セカンドウィンドキターーッ!
ラクーーーーーーーーーーッ!
全然きつくないーーーーーッ!
という状態になりますので。
とにかく、デッドポイントに入ってきつい状態でも耐え忍んでください。
さっきも言ったように、デッドポイントは
あなたの体が一時的に酸素不足に陥っているだけ
なので必ず抜けます。
もうあなたはそのことを理解できたので耐えれますよね?
きつい状態が続くかもしれない
という状態だったら耐えるのにかなりの精神力が要りますが、
きつい状態は必ず抜ける
ということを知っていれば耐えられるはずです。
この記事を読んだあなたは “後者” になるので、精神力はあまり必要ありません。
だって、デッドポイントを耐えれば、セカンドウィンドが来ることがわかっているのですから。
もし、耐えられずにセカンドウィンドに入れなかったら、、、
頭丸めて寺へ修行しに行ってください
あなた精神力が足りなすぎます、、、
っていうのは嘘ですw
そんな厳しいことは私は言いません。
ちゃんと用意してますよ。
デッドポイントから簡単に抜けられる方法を。
というか、私もデッドポイントに何度も負けてきました。
きつい状態に耐えられなくて、ペースを落とし
きついままゴール。
はい。何度も経験しました。
そんなランニングなんて、1ミリも楽しいことありません。
ただの苦行ですw
でも、そんな経験をしたからこそ見つけたんです。
いち早くデッドポイントを抜けて、セカウンドウィンドに入る方法に。
あなたに苦行を経験して欲しくないので、その方法を公開しちゃいます!
セカンドウィンドに早く入る方法を紹介!
デッドポイントに入ってしまった人にはある共通の思考があります。
それは
きつい、、、
走りたくない、、、
体が重い、、、
早くゴールしたい、、、
みたいな思考です。
えーーと、この思考ダメですよ。
そんなこと考えていたらデッドポイントから抜けれません。
まぁ、デッドポイントはかなりきついのでこんな風に思ってしまうのも当たり前ですが。
実際、私もデッドポイントに入ったら同じこと思っていたし。
でも、これってかなり
ネガティブ思考
じゃないですか?
こんな思考でデッドポイントから抜けられると思いますか?
そうじゃなくて
どうやったらデッドポイントを抜けられるのか?
を考えるべきなんですよ。
私がそのことに気づいたのは大学時代のことです。
体育大学に進学してデッドポイントの仕組みを学びました。
仕組みを理解した私は、ある仮説を立てたんです。
そして、後日、デットポイントに入った時にその仮説を試してみました。
すると、かなり楽に、早い段階でデットポイントから抜けられたんです。
私がデットポイントの解決法を見つけた瞬間です。
その解決法はかなり簡単ですよ。
別に難しいことをするわけではありません。
その解決法とは
楽な状態で走る
ということです。
意味わかりますか?
もっと具体的に言うと
全力で脱力する
です。
走っている時って全身に無駄な力が入りまくっているんですよ。
腕とか足とか腹筋とか背筋とかに。
なので、走りながらそれらの部分の力を抜いてみるんです。
すると
「あっこんなに無駄な力を入れていたんだ!」
ということに気づくはず。
でも、最初の方に
「デットポイントを抜けるためにはペースを落とさずに走り続ける」
ということを言いました。
なので、脱力してしまうと
ペース守れないじゃん!
って思うかもしれません。
いやいや。
脱力してもペース守れますよ。
というか、脱力した方がペース早くなります。
呼吸も楽になるし、筋肉への負担も減るからです。
それくらい、走っている時って無意識に無駄な力が入っているんですよ。
試しに、誰かの後ろを走りながら脱力しまくってください。
絶対にその人の後ろをついていけますよ。
ペースは落ちないはずです。
逆に
なんでこんなに楽に走れるのに、あんなに力入れて走っていたんだろう?
と思いますよ。
私はこの方法を使うことで、デッドポイントがきても何も怖いことありません。
私がこの方法を使う時にはこんな風にやっています↓
まずは、デットポイントがきたら腕の力を抜いていきます。
「あっ。腕にこんな無駄な力を入れていたんだ。」
続いて、足の力を抜いていきます。
「あっ。足にこんな無駄な力を入れていたんだ。」
続いて、腹筋の力を抜いていきます。
「あっ。腹筋にこんな無駄な力を入れていたんだ。」
続いて、背中の力を抜いていきます。
「あっ。背中にこんな無駄な力を入れていたんだ。」
めっちゃ走るの楽になった
って感じです。
そして、気付いたらデットポイントを抜けてセカウンドウィンドに入っているみたいな感じです。
デットポイントに入った人は「きつい状態を続けないといけない」みたいに思っています。
そのように思ってしまうと「きつくて諦めてしまう」という悪循環に陥ります。
結果的に、デットポイントから抜けられない。
私がやっているのはただの思考の転換です。
「きついなら、楽に走れるようにすればいい」
ということです。
楽に走れるということは
呼吸が楽になる
循環器の負担が減る
筋肉への負担が減る
ということ。
脱力すると体への負担が減って、すぐにデットポイントから抜けられますよ。
ぜひ、お試しください。
あと、セカンドウィンドって走るのが楽になるので「これがランナーズハイか!」と勘違いしている人がたまにいます。
それ、かなり恥ずかしいので間違えないようにしましょうね。
ランナーズハイって走るのが楽になるレベルの話ではないですよ。
もう、走っていて
ヨダレが出るくらい気持ちいい
っていうくらいのレベルですので。
セカンドウィンドとランナーズハイは全く違うもの
セカンドウィンドとランナーズハイの違いは簡単に説明できます。
セカンドウィンドは
きつい状態から抜けて楽に走れるようになる
というものです。
一方で、ランナーズハイは
走るのが気持ちいい
走り続けたい・止まりたくない
ペースを上げてもきつくない
めっちゃ調子が良い
時間が短く感じる
みたいなものです。
あと、記憶が飛ぶこともありますね。
「あれ、5km地点ではどんな感じで走ってたっけ?」
みたいなこともあります。
ランナーズハイでは脳が極限集中状態になっているので、記憶が飛んでしまうという現象が起きます。
もちろん、記憶が飛ばない時もありますけどね。
そんな感じでランナーズハイとセカンドウィンドは全く違うものなので、間違えないようにしましょう。
まとめ
この記事ではデッドポイントの抜け方や、セカンドウィンドに入る方法などを書きました。
デッドポイントについてまとめると、
・デッドポイントは体が一時的に酸素不足に陥っている状態
・抜けるためには走り続けないといけない
でしたね。
デッドポイントを抜けて、セカンドウィンドに早く入る方法については
・脱力して走る
でした。
この方法を使えば、必ずデッドポイントから早く抜けることができますので、ぜひ実践してみてください。
あと、ランナーズハイとセカンドウィンドの違いについても書きました。
これらは全く違うものなので、間違えないようにしましょうね。
でも、あなたはそもそもランナーズハイを経験したことがありますか?
もし、なかったら下の記事をチェックしてみてください。
ランナーズハイを4回も経験した私が、ランナーズハイに入る方法についてまとめています。
ランナーズハイって「意図的に入ることができない」と言われていますが、実は “ある法則” を使うことで高確率でランナーズハイに入ることができるんですよ↓
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どうも!スポエモンです!小学校からバスケを始めて、バスケ歴は25年。
小4の時に足が速かったことから陸上部からしつこい勧誘を受けて入部。
それからは陸上とバスケの2刀流生活がスタート。
50mの自己ベストは6秒3で、バスケの最高成績は全国ベスト8!
スポーツ大好きの私は体育大学に進学し、体育の教員免許を取得。
でも、ふとした時に人生を振り返ってみるとほぼスポーツしかしていないことが判明。
「スポーツ以外のことも経験してみたい!」との思いから、スポーツと真逆のIT会社に就職。
このスポーツ三昧の人生を何かに活かせないかと思い、スポズバの開設を決意しました。
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