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膝蓋腱反射とは?中枢が関係?やり方は?ならない場合は病気の危険がある?

膝蓋腱反射とは?中枢が関係?やり方は?ならない場合は病気の危険がある?

公開日:2018年07月23日 最終更新日:2020年01月08日

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こんにちは!元体育大生のスポエモンです!

私、体育大学に通っていたので膝蓋腱反射について授業で習ったことがあります。

 

ちょっと、今回はその授業で習った膝蓋腱反射のメカニズムなどについてイラストなどを使いながら分かりやすく解説していこうかなと思います!


膝蓋腱反射ってなに?メカニズムは?

 

まず、膝蓋腱反射は膝頭の真下からオスグット(膝の出っ張り)の間を叩いたときに、足が前に跳ね上がる現象のことを言います!

 

この現象のことですね。

↓↓↓↓

 

これをやると、必ず勝手に足が前にでます。

 

生理的な反射になるので「絶対に足を出さない!」と思っていても足が勝手に前にでるんです。

(※筋肉が緊張していたりすると反射が起きないこともあります)

 

このメカニズムは簡単で、一言でいうと「筋肉が損傷するのを防ぐための反応」なんですよね。

 

まぁ、一言で解説しても理解できないと思うので、詳しく解説していきます!

 

まず、膝蓋腱反射で叩く部分には「膝蓋腱」という太ももの大腿四頭筋に繋がっている腱があります。

↓↓↓↓

 

これが叩かれるとちょっと凹むんですよね。

 

さっきも言ったように、膝蓋腱は大腿四頭筋に繋がっているので、凹むということは必然的に大腿四頭筋が伸びます。

↓↓↓↓

 

で、筋肉は伸びると縮むという性質があるので、大腿四頭筋は伸びたあとに自動で縮むんです。

 

そして、大腿四頭筋は足の骨(脛骨)と繋がっているんですよね。

↓↓↓↓

 

だから、膝を曲げた状態で膝蓋腱反射をすると足が前に跳ね上がるんです!

 

膝蓋腱反射のメカニズムを理解してもらえましたか?

 

つまり、まとめると

 

1 : 膝頭の真下からオスグット(膝の出っ張り)の間を叩く。(膝蓋腱)

↓↓↓↓

2 : 膝蓋腱が凹む。

↓↓↓↓

3 : 膝蓋腱は大腿四頭筋と繋がっているから、大腿四頭筋が引っ張られて伸びる。

↓↓↓↓

4 : 筋肉には伸びると縮むという性質があるから、伸びた大腿四頭筋は自然と縮む。

↓↓↓↓

5 : 大腿四頭筋は足の骨(脛骨)と繋がっているから、膝を曲げた状態で膝蓋腱反射をすると足が前に跳ね上がる。

 

というメカニズムなんです!

 

膝蓋腱反射のやり方や叩く場所!

 

膝蓋腱反射をするときは、必ず膝を曲げた状態で行わないとダメですよ!

 

膝を伸ばした状態では膝蓋腱反射は起きません!

 

膝の下が前に跳ね上がることができませんからね!

 

絶対に、このように膝を曲げた状態で行ってください。

↓↓↓↓

 

で、叩く場所は最初の方でも解説したように、膝頭の真下からオスグット(膝の出っ張り)の間になります。

 

叩く時はハンマーとか硬いものを使うのはやめましょうね。

 

動画のようにゴム製のハンマーのようなものなど柔らかいものでやりましょう。

 

(※動画のハンマーは打診器と言われる膝蓋腱反射専用のハンマーです)

 

指とかで叩いても大丈夫ですよ。

 

あと、手のひらの外側でチョップをするように叩いても膝蓋腱反射はできます。

 

叩く強さは優しくしてくださいね。

 

あんまりにも強すぎると痛いし、膝蓋腱を痛める可能性があります。

 

「コツン」と当てるくらいで膝蓋腱反射は起きるので強く叩く必要はないですよ。

 

膝蓋腱反射のやり方をまとめると、

 

・膝を曲げた状態でやる

・膝頭の真下からオスグット(膝の出っ張り)の間を叩く

・ゴム製のハンマーなど柔らかいものを使う

・「コツン」と当てるくらい強さで叩く

 

になります。

 

ただ、これらのことを守っても膝蓋腱反射が起きないこともあるんですよね。

 

そのような場合は、まず疑って欲しいのが「緊張していないか?」ということです。

 

緊張して筋肉が固くなっていたりすると、膝蓋腱反射が起きないことがあるんですよ。

 

だから、膝蓋腱反射をするときはリラックスした状態で行いましょう。

 

で、もし、リラックスしていて、やり方も間違っていないのに膝蓋腱反射が起きなかった場合。

 

そのような場合はある病気の疑いがあります、、、

 

膝蓋腱反射がならない場合に考えられる病気

 

膝蓋腱反射が起きない場合に考えられる病気とは

 

・脚気

・糖尿病などの神経障害

・ヘルニアなどの腰部疾患

 

などになります。

 

これらの病気は神経に異常をきたすものなのなんですよ。

 

なので、本来であれば膝蓋腱反射をすると神経が反応して「筋肉を収縮させろ!」「筋肉を弛緩させろ!」という命令が下されて足が前に跳ね上がるという反応がおきます。

 

ですが、それらの病気にかかっていると、その命令が上手く出されないので膝蓋腱反射をしても足が前に跳ね上がらないんです。

 

あと、逆に、膝蓋腱反射をしたときに異常に足が前に跳ね上がる人もいるんですよね。

 

そういう反応が出た人に疑われる病気は主に

 

・脳梗塞などの脳疾患

 

になります。

 

反射を司っているのは中枢神経系(脳など)になるので、そこに異常がでると膝蓋腱反射で異常に強い反応がでてしまうんです。

 

ちょっと分かりづらいと思うので例えましょうか。

 

日本から法律がなくなると、国民が好き勝手に暴れだすことがイメージできますよね?

 

悪いことしても犯罪にならないんですから。

 

必ず悪いことをしまくる人たちがでてきます。

 

これと脳疾患で膝蓋腱反射で異常に強い反応が出るのは一緒なんですよ。

 

反射などを司る脳などの中枢神経に異常が発生(抑制している法律がなくなる)

↓↓↓↓

抑制が効かないので暴れだす(国民が好き勝手に行動する)

 

という感じなんです。

 

抑制が効かなかくなるから強い反応が出てしまうんです。

 

まとめ

 

今回は膝蓋腱反射について解説していきました!

 

まず、膝蓋腱反射とは

 

・膝頭の真下からオスグット(膝の出っ張り)の間を叩いたときに、足が前に跳ね上がる現象

 

でしたね!

 

で、膝蓋腱反射のやり方については

 

・膝を曲げた状態でやる

・膝頭の真下からオスグット(膝の出っ張り)の間を叩く

・ゴム製のハンマーなど柔らかいものを使う

・「コツン」と当てるくらい強さで叩く

 

でしたね!

 

で、最後に膝蓋腱反射で異常が見られる場合に疑われる病気について解説しました!

 

膝蓋腱反射の反応がない場合は

 

・脚気

・糖尿病などの神経障害

・ヘルニアなどの腰部疾患

 

膝蓋腱反射の反応が異常に強い場合は

 

・脳梗塞などの脳疾患

 

でしたね!

 

膝蓋腱反射ではこれらの病気の可能性があることが分かります。

 

もし、体調が悪かったりしたら家族にやってもらって確かめるのもいいかもしれません!



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どうも!スポエモンです!小学校からバスケを始めて、バスケ歴は25年。小4の時に足が速かったことから陸上部からしつこい勧誘を受けて入部。それからは陸上とバスケの2刀流生活がスタート。50mの自己ベストは6秒3で、バスケの最高成績は全国ベスト8!スポーツ大好きの私は体育大学に進学し、体育の教員免許を取得。でも、ふとした時に人生を振り返ってみるとほぼスポーツしかしていないことが判明。「スポーツ以外のことも経験してみたい!」との思いから、スポーツと真逆のIT会社に就職。このスポーツ三昧の人生を何かに活かせないかと思い、スポズバの開設を決意しました。スポズバでは私のスポーツ人生で得た知識や成功体験などをズバッ公開していきます!

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それからは陸上とバスケの2刀流生活がスタート。

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