ベリーロールのやり方や世界記録!はさみ跳びのコツも元陸上部が解説します!
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こんにちは!元陸上部のスポエモンです!
今回は走り高跳びの飛び方である「ベリーロール」と「はさみ跳び」のコツやポイントなどについて解説していきますよ!
私が陸上初心者の時に、色んな先生から教わって上達したコツをあなたにそのまま卸していきます!
この記事であなたに伝えたいこと
ベリーロールのやり方やポイントを解説!
では、ベリーロールのコツを見ていきましょう!
最初は、踏み切るときの手の使い方について。
両手でしっかりと踏み切る
ベリーロールでは、両手をしっかりと振って高く上にとびましょう!
片手を振るよりも両手の方が高く飛びやすいです!こんな感じで両手を振りましょう!
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で、両手を振る時は手の力は抜いた状態で行ってください!
高く飛ぶためには、力というよりも “体全体の連動” が大事になってきます。
手に力が入っていると連動がぎこちなくなってしまうのでNGです。
必ず、手の力は抜いてリラックスした状態を保つようにでしましょう!
踏切の時は膝を曲げずに体を後ろの反らす
走り高跳びでは、前に飛ぶのではなく “斜め上” に飛ばなくてはいけませんよね。
それなのに、踏切の時に体が前傾していると前に飛ぶ力が強くなりすぎて、上に飛べなくなります。
そうなると、結果的に上へ飛ぶことができないのでバーを超えられません。
下の画像のように、しっかりと体は後ろの反らしましょう。
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あと、この画像を見てもらったらわかると思うのですが、膝がほとんど曲がってなくて真っ直ぐになっていますよね?
実は、それが上に高く飛んでバーを越えるために秘訣なんです。
走り高跳びでは、踏切のときに体を後ろに反らして、膝を曲げずにまっすぐにした方が高く飛べるんです。
普通のジャンプだったら、膝を曲げて上に高く飛ぼうとしますよね?
でも、それは走り高跳びではNGになります。
なぜなら、膝を曲げてしまうと地面からの反発力を活かすことができなくなるから。
ちょっとイメージして欲しいのですが、1本の棒を地面に落とすと跳ね返ってきますよね?
そして、棒の跳ね返りは、地面に落とす力が強ければ強いほど大きくなります。
でも、もしその棒が柔らかい素材だったとしたら?
地面でくしゃっとつぶれてしまって跳ね返ることはないですよね。
この原理が人間にも当てはまるんですよ。
地面に接地したときに、くしゃっとつぶれてしまう(膝が曲がる)と反発力を活かして跳ね返ることができないんです。
だから、膝を曲げずに体を後ろに反らすのがベストなんです。
この話が本当なのかどうかをしっかりと理解して欲しいので、この動画をご覧ください。
実際に棒を地面に落としてデモンストレーションをやってくれているので。
↓↓↓↓
どうですか?
これで膝を曲げずに体を後ろに反らした方が良いことが理解してもらえましたか?
走り高跳びでは、こういう軌道を描いて地面の反発力を活かすして飛ぶのが理想的です。
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しっかりと膝を伸ばして、体を後ろに反らしましょう!
飛んだ後は体を横に傾ける
ベリーロールでは、飛んだあとにしっかり体をひねって横に向けましょう。
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飛んだ瞬間から体をひねるイメージでやるとうまくいきやすいですよ!
ただ、この時のひねりが弱いと踏切足がバーに当たってしまうことが多いので…
背中で着地するようにひねる
背中で着地するようにひねりましょう!
↓↓↓↓
背中で着地するくらいひねっておけば、最後にバーを通る踏切足が引っかかる確率が減ります!
もしかしたら、最初は背中で落ちるのが怖いかも知れませんが、マットがあるので思いきっていきましょう。
もし、思い切っていけないのなら、バーを低くして練習してください。
で、徐々に背中で落ちることに慣れてきたらバーを高くしていくのが良いと思います!
以上が、ベリーロールのコツになります!
まとめると
・両手で踏み切る
・踏切の時は膝を伸ばして後ろに反らす
・飛んだ後は体を横に向ける
・背中で着地するように体をひねる
でしたね!
このコツさえ抑えておけば、かなり記録が伸びますよ!
ぜひ、実践してみてください!
で、ここまで、ベリーロールのコツについて解説してきましたが、実は今ではほとんど使われていない技になります。
走り高跳びを専門にやっている選手でベリーロールをやる人はいないですね。
ベリーロールが主流だった時代もあるのですが、背面跳びというものが生まれてからはやる人がいなくなっちゃいました。
背面跳びの方が高く飛べるからです。
あなたも記録を伸ばしたかったら背面跳びにチェレンジしてみてください!
その方が記録が伸びますよ。
もし、チャレンジしてみたかったら下の記事にコツや練習法などをまとめているのでチェックしてください。
↓↓↓↓
ただ、現在の走り高跳びの世界記録は「ハビエル・ソトマヨル」という選手が記録した “2m45” なんですが、ベリーロールの世界記録とあんまり差がないんですよね…w
ベリーロールの世界記録が凄い!?
実は、ベリーロールの世界記録は「ウラジミール・ヤシュチェンコ(Vladimir Yashchenko)」という選手が記録した “2m35” だと言われています。
ベリーロールでの世界記録は正確なものが残っていないようで、ブルメルという選手が1963年に記録した “2m28” だという人もいるようです。
ただ、動画で確認してみると、ヤシュチェンコの “2m35” がベリーロールの世界記録だと思います。
そうなると、さっきも言ったように、背面跳びが主流になった現時点での世界記録は “2m45” なので、ベリーロールとの差は10cmしかないことになっちゃいます。
まぁ、走り高跳びは1cmの差でも大きな違いなので、10cmを侮ってはいけないんですけどねw
世界記録だけをみると、ベリーロールでもそこそこの記録を出せそうな気がするな。
意外とベリーロールを極めて見るのもいいかも知れませんねw
ヤシュチェンコがベリーロールで “2m35” を記録した動画がありますのでご覧ください。
↓↓↓↓
走り高跳びのはさみ跳びのコツは?
では、最後にはさみ跳びのコツについても解説していこうと思います!
ただ、世界記録だけを見ると、はさみ跳びは1番記録が伸びない飛び方なんですよね〜。
・はさみ跳び(1m99)
・ベリーロール(2m35)
・背面跳び(2m45)
となっています。
まぁ、自分に合っている飛び方をするのが1番良いとは思いますが、この記録だけをみるとはさみ跳びはオススメしません。
ベリーロールか背面跳びをやった方がいいとは思いますよ!
足をしっかりと振り上げる!
はさみ跳びでは、踏切と同時にしっかりと足を振り上げることが大事になってきます!
バーを越えるように足を振り上げましょう!
↓↓↓↓
この時にバーを越えようと思って力みすぎるのはNGですよ!
力んでしまうとバランスが崩れてうまく飛ぶことができません。
リラックスして跳躍しましょう。
踏切は斜めに1本の軸を作る!
これはさっきベリーロールのところで解説したことと同じです!
↓↓↓↓
膝をあまり曲げずに、体を反らして地面からの反発を活かしましょう!
空中で体をひねって踏切足を振り上げる!
はさみ跳びでは、バーを越えるときに踏切足が重要になってきます!
最初に振り上げる足は綺麗にバーを超えらるのですが、踏切足がバーに引っかかっちゃうことが多いんですよ。
なので、空中で体をひねって、その力を利用して踏切足を振り上げましょう!
空中でひねるということがどういうことかは言葉では説明しずらいのでこちらの動画をごらんください!
空中でひねることや、これまで解説してきたようなことを実演を交えながら解説してくれていますので!
↓↓↓↓
まとめ
今回は、最初にベリーロールのコツについて解説していました!
・両手で踏み切る
・踏切の時は膝を伸ばして後ろに反らす
・飛んだ後は体を横に向ける
・背中で着地するように体をひねる
でしたね!
そして、はさみ跳びのコツについても解説しました!
・リラックスして足を振り上げる
・踏切の時は体に1本の軸を作る
・踏切の時は膝を伸ばして後ろに反らす
・空中で体をひねって踏切足を振り上げる
でしたね!
はさみ跳びのコツを解説しましたが、やるのならベリーロールか背面跳びの方が良いという話もしましたね!
なぜなら、それぞれの世界記録が、
・はさみ跳び(1m99)
・ベリーロール(2m35)
・背面跳び(2m45)
となっているからです。
どうせやるなら、記録の伸びやすいベリーロールか背面跳びを練習しましょう!
背面跳びのコツについては以下の記事にまとめていますのでチェックしてみてください!
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この記事を書いた人のプロフィール
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どうも!スポエモンです!小学校からバスケを始めて、バスケ歴は25年。
小4の時に足が速かったことから陸上部からしつこい勧誘を受けて入部。
それからは陸上とバスケの2刀流生活がスタート。
50mの自己ベストは6秒3で、バスケの最高成績は全国ベスト8!
スポーツ大好きの私は体育大学に進学し、体育の教員免許を取得。
でも、ふとした時に人生を振り返ってみるとほぼスポーツしかしていないことが判明。
「スポーツ以外のことも経験してみたい!」との思いから、スポーツと真逆のIT会社に就職。
このスポーツ三昧の人生を何かに活かせないかと思い、スポズバの開設を決意しました。
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