フリースローのルールや距離!コツや投げ方をバスケ経験者が教えます!
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こんにちは!バスケ歴25年超えのスポエモンです!
この記事ではバスケのフリースローについて「これでもか!」というくらい解説していきます。
フリースローをもらえるシュチュエーションからルールや距離、やってはいけないこと、、、、
などなど。
あと、フリースローのコツについても。
私、連続53本決めたことがあります。
難しいことをしたと思いますか?
私に才能があったと思いますか?
いいえ。
たった2つのコツを使っただけなんですよ。
この記事であなたに伝えたいこと
フリースローをもらえるのはどんな時?
バスケではフリースロをもらえるシュチュエーションが4つあります。
これさえ知っておけば試合中にフリースローのことで迷うことはありませんよ!
まず、1つ目のシュチュエーションはあなたが「シュートを打とうとしている時」にファールをもらった場合です。
シュートを打とうとしている時にファールをもらった場合
これがバスケで一番多いフリースローになるパターンです。
例えば、あなたがレイアップシュートを打とうとしている時。
相手がブロックしようとして、あなたの手を「バチッ!」と叩いてしまった。
これはファールなので審判が笛を吹きます。
そして、あなたがフリースローを2本打つことができます。
ただ、この時にあなたのレイアップシュートが入ったらフリースローが1本になります。
レイアプップが得点としてカウントされるからです。
つまり、フリースローも決めたら3点プレーになります。
言葉で言っても分かりづらいかな?
実際にどんな時にフリースローになるのか画像で見ていきましょうかね。
1 : リングに向かっています!
2 : フェイントをかけて相手を抜こうとしています!
3 : 相手を抜いた!
4 : シュートを打つ時に相手とぶつかる!(これがファウルです!)
5 : ファウルをもらいながらシュート
これはフリースローです!
また、この選手はシュートを決めたので1本のフリースローを獲得しました。
そして、フリースローも決めたので3点取ったことになります。
ただ、このシュートを外してしまった場合は2本のフリースローになりますからね。
で、3本のフリースローを打てる場合もあるんです。
それは、あなたがスリーポイントを打とうとしている時にファールをもらった場合です。
相手がスリーポイントをブロックしようとして、あなたに体がぶつかった時なんかはファールをもらえる。
その時は、あなたが3本のフリースローを打てちゃいます。
もちろん、この時もスリーポイントが決まったら1本のフリースローになります。
フリースローも決めたら4点プレイということです。
実際にスリーポイントでファールをもらってフリースローになった動画を用意しました↓
これはスリーも入っているので、フリースローは1本になります。
もし外していたら3本のフリースローです。
基本的な考え方としては
「スリーポイントラインの内側でファールをもらった時は2本のフリースロー」
「スリーポイントラインの内側でファールをもらった時にシュートが入ったら1本のフリースロー」
「スリーポインより外側でファールをもらった場合は3本のフリースロー」
「スリーポインより外側でファールをもらった時にシュートが決まったら1本のフリースロー」
と思ってもらって大丈夫かと。
バスケではそういうルールになっています。
わかりやすいように図を作ってみました。
赤いところでファールをもらったら2本のフリースロー
青いところでファールをもらったら3本のフリースロー
です!
↓↓↓↓
忘れないで欲しいのは、フリースローになるのは、シュートモーションに入っている時にファールをもらった場合だけですよ?
普通にドリブルだけをしていてファールをもらった場合はフリースローにはなりませんので。
明らかにシュートを打つ流れの時にファールをもらった場合
先ほどの説明で「シュートモーションに入っている時にファールをもらった場合だけ」と言いました。
初心者にこれを説明すると、どうやらかなりややこしいようですね。
「シュートモーションに入っている時ってどういう時?」
みたいな感じで。
シュートモーションに入っている時とは
・レイアップシュートを打とうしている時
・ジャンプシュートを打とうとしている時
・スリーポイントを打とうとしている時
・ダンクをしようとしている時
のことです。
このような時にファールをして邪魔をするとフリースローになります。
先ほどの画像と動画では明らかにシュートを打つ時にファウルしているのでわかりやすかと。
ただ、シュートを打つ前にファウルしてもフリースローになる場合があるんですよ。
画像を使って詳しく解説しましょうか。
これらのような場合でファールをもらった時はフリースローになります。
1 : ドリブルしてレイアップに行こうとしている
2 : ボールを止めて1歩目を踏み出した(この時にファールしています!)
3 : ファールの後にシュートを打っている
これはフリースローです!
ファールの後にシュートを打っていますが、誰がどう見てもレイアップに行こうとしていますよね?
だから、フリースローになります。
バスケではこのようなルールなので、上手い人になると、賢くプレーするんですよ〜。
どういうことかというと。
シュートを打つ気じゃなかったけど、ファールをもらう瞬間にシュートを打つフリをするんです。
そうなると、審判もフリースローにせざるをえないんですよ。
そうなれば、その選手はフリースローを打てるので、楽に2点を取ることができます。
ただ、あからさまにシュートを打つようなシュチュエーションじゃない場合は、審判もフリースローにはしませんけどね。
テクニカルファウルを取られた場合
テクニカルファウルとは “悪質な違反” を意味します。
それをとられると、シュートモーションとかに関係なく相手のチームにフリースローが与えられるんです。
私が見てきた中でテクニカルファウルをとられたのはこんな時です。
・審判の判断が気に食わず、審判に文句を言いまくる
・監督が切れて暴言を言いまくる
・相手の選手を挑発しまくる
・明らかにわざと危ないファールをする
・ベンチにいる選手が相手の選手の邪魔をする
こんな時はテクニカルファウルを取られて、相手にスリースローが与えられちゃいます。
まぁ、ほとんどテクニカルファウルがとられることはないんですけどね。
接戦で両チームが、かなり熱くなっている時に取られることがあるくらいです。
で、その時にフリースローを打つのは誰でもいいです。
特定の人がシュートモーション中にファールされているわけではないので。
だいたい、チームで一番上手い人が打ちますね。
相手チームが合計で5回ファールをしている場合
バスケでは “チームファウル” というルールがあります。
「チーム全員の合計ファール数」
のことです。
例えば、
「A君が2回ファール」+「B君が1回ファール」+「C君が1回ファール」+「D君が1回ファール」
という場合はチームファウルが5回です。
この場合は、どんなファウルでも相手チームにフリースローが与えられます。
シュートモーション中のファウルでなくてもフリースローです。
つまり
「チームの合計ファウルが6回目からは、どんなファウルでもフリースローですよ〜。」
ってことです。
ただ、このチームファウルは前半が終わるとリセットされるんですよ。
もし、1クォーター目と2クォーター目のチームファウルが6回だった場合。
3クォーター目からはチームファウルが0回からのスタートになります。
ただ、選手個人のファウル数はリセットされないですよ。
リセットされるのはチームファウルだけです!
以上がフリースローをもらえるシュチュエーションになります!
これさえ覚えておけば、試合中に迷うことがなくなるので覚えておきましょう!
フリースローのシュチュエーションを理解したのでルールについても学んでいきましょう!
バスケのフリースローではこれから紹介する “5つのこと” をしてはいけません。
これをやっちゃうとせっかく決めたフリースローも無効になってしまうので注意しましょう。
フリースローのルール!これだけはしてはダメ!
フリースローでは下の5つのルールを守らないと、決めても得点にはなりません。
5秒以内にシュートを打たないといけない
審判からボールをもらってから、5秒以内にフリースローを打たないといけませんよ!
もし、5秒経ってから打って入ったとしても無効です。
せっかく決めても、得点にならないので注意しましょう!
5秒数えるのは審判です。
あなたの5秒ではないので審判に合わせましょう。
ただ、審判は「いーち、にー、さーん、」と声を出して数えませんよw
手を5回振って数えています。
まぁ、この5秒に関してはバスケをやっていたら慣れてきます。
だいたい5秒くらいと思ってもらえれば大丈夫です。
フリースローラインを踏んだらいけない
フリースローを打つ人はフリースローラインを踏んではいけません。
フリースローラインはここです
↓↓↓↓
もし、踏んだ状態で打ったらそのフリースローは無効です。
あと、フリースローを打つ時にラインを踏んでいても審判は教えてくれませんので注意しましょう。
もし、あなたがラインを踏んでいたら
「あっ。ライン踏んでいるな、、、」
と、こそっと審判に思われています。
で、あなたがその状態で打ってしまうと笛を吹かれて終わり。
決めてもノーカウントです。
あと、フリースローを打ったあとにラインを超えてもノーカウントになるので注意しましょう。
フリスローを打った後は、ボールがリングに当たるまでフリースローラインを超えてはいけない
フリースローを打った人は、ボールがリングに当たるまでラインを超えてはいけません。
もし、リングに当たる前にラインを超えてしまうとノーカウントになります。
かなりもったいないので、フリースローを打ったあとはラインを超えないようにしましょう。
リングに当たったのを確認してから動いてくださいね。
リバウンドをする人はシュートを打つ前に動いてはいけない
フリースローを打つ時は5人がペイントエリアに並ぶことができます。
こんな感じで↓
フリースローを打つ人の仲間が2人で、相手が3人並べます。
リバウンド要員です。
この人たちはフリースローを打つ人の手からボールが離れるまで動いてはダメです。
もし、動いてしまったらフリースローがやり直しになるので注意しましょう。
以上がフリースローで大事な5つのルールになります!
ここまでで、フリースローについてはほぼ完璧に学べましたね!。
ただ、ここまで説明してもフリースローについて迷ってしまう人がいるんですよね〜。
バスケ経験者からしたら「そんこと考えてたのか!」みたいなことです。
フリースローの説明をしている時に、けっこうそんなびっくりするような質問をされます。
だいぶ参考になると思うので、その質問をご紹介していきますね!
フリースローでよくある質問
大人数にフリースローを教える時に、必ず下の3つの質問が聞かれるんですよ。
おそらく、あなたもこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか?
フロースローはジャンプ禁止なの?
フリースローではジャンプしてもいいですよ!
「ジャンプしないとフリースローが届かない」
という場合はジャンプして打ちましょう。
でも、先ほどのルールを説明した時に
・フリースローラインを踏んだらアウト
・フリースローラインラインを超えたらアウト
と言いましたよね?
ジャンプしてラインを踏んだり、超えたりすることに気をつけましょう。
あと、バスケ経験者はほとんどジャンプしません。
というか、ジャンプして打っている人を見たことがありませんw
なぜなら、ジャンプして打つのは難しいから。
ジャンプするよりもその場で打つほうがシュートが入ります。
できれば、ジャンプしなくても届くように練習しましょう。
ジャンプしないほうが成功率が上がりますよ。
フリースローはどんな打ち方をしてもいいの?
どんな打ち方をしてもいいですよ!
片手で打ってもいいですし、両手で打ってもいいです。
スラムダンクの桜木花道みたいな打ち方をしてもいいです↓
これめちゃふざけているように見えますが、NBA選手でこの打ち方をしている人がいたんですよ↓
練習すれば、この打ち方でも入るようになるかも、、、w
ちなみに、この人は “リック・バリー” というNBA選手。
フリースローの成功率はなんと、、、
90%以上!!!!
まぁ、これで分かるのはどんな投げ方をしても “入れば勝ち” ということですね。
フリースローはわざと外してもいいの?
はい!フリースローはわざと外しても大丈夫です!
実際の試合でも1本目は決めて2本目をわざと外すことはあります。
自分の味方がいる方向にわざと外して、もう一回自分たちの攻撃から始めるためです。
もしくは、思いっきり投げて、自分にボールが返ってくるようにしたりもします。
ただ、成功する確率が低いのでほとんどしないですけどね。
試合でそれをしているのはたまーに見たことがあるくらいです。
フリースローの距離はどれくらい?
フリースローの距離は4.6mと決められています!
バックボードからフリースローラインまでの距離が4.6mなのでお間違えなく。
図で表すとこんな感じ↓
ちなみに、エンドラインからフリースローラインまでの距離は5.8mが必要です。
つまり
「バックボードからエンドラインまでの距離が120cm必要ですよ!」
ってことです。
ただ、体育館が小さくてバックボードからエンドラインまでの距離が確保できない場合があります。
その場合はしょうがないです。
バックボードからフリースローラインまでの距離が4.6mであれば大丈夫なので。
120cmのバックボードからエンドラインまでの距離は諦めましょう。
フリースローのコツは?上手くなるために必要なこと
フリースローを上手くなるためのコツは「ルーティン」と「角度」です。
まずは角度について。
あなたはフリースローを打つ時にこんな角度で打っていませんか
↓↓↓↓
こんな角度でシュートを打っても入りませんよ。
理想的なのはこの角度
↓↓↓↓
バスケの世界ではこの角度を “45度” と言ったりします。
まぁ、この画像を見てもらっただけでも、この角度の方が入りやすいことは理解できますよね?
フリースローではこの角度で毎回打てるようにしてください。
そうすると、めちゃくちゃ成功率が上がります。
あと、この角度で毎回打てるように「ルーティン」を作ってください。
ルーティンとはシュートを打つ前の動作のことです。
動作はなんでもいいんです。
フリースローを打ちやすい自分オリジナルのものを作ってください。
それを作っちゃえば、毎回自分のリズムでフリースローが打てるようになります。
結果的に、フリースローの成功率が格段に上がっちゃいます。
私のルーティンは
体の右側で3回ドリブルしてから打つ
というものでした。
これをすることで
・興奮していても冷静に戻れる
・シュートが入るリズムで打てる
というメリットがありましたね。
フリースローを練習するときは「ルーティン」「角度」を意識してくださいね。
これだけで成功率はかなり上がりますよ。
フリースローの成功率は?上手い人の基準が知りたい!
最後にフリースローの成功率について。
初心者の人は
フリースローって100%で入るんでしょ?
みたいに思っていますが、それはありえませんw
どんなに上手い人でもフリースローは外します。
めっちゃプレッシャーがかかる接戦とか
体調が悪いとか
怪我しているとか
いろんなシュチュエーションがあるので外すことがあります。
参考としては、バスケの世界で一番レベルが高い、NBAの選手でも80%入ればいいほうです。
めちゃくちゃすごい人で90%ぐらい入る感じです。
悪い人になると60%ぐらいでしか入らないかな。
ただ、間違えないで欲しいのは
練習では100%ぐらい入る
ということ。
それくらい練習で入らないと、試合では90%の成功率を出せないんですよ。
なので、あなたも練習では100%を目指してフリースローを打ちましょう。
まとめ
この記事ではフリースローについて超細かく解説しました。
最初に説明したのはフリースローになるシュチュエーションについて。
・シュートを打とうとしている時
・シュートを打つ流れの時
にファールをもらうとフリースローになるんでしたよね。
あと、
・テクニカルファウルの時
・チームファウルが5回以上の時
にもフリースローになると説明しました。
フリースローのルールについては
・5秒以内に打たないといけない
・フリースローラインを踏んではいけない
・ボールがリングに当たるまでフリースローラインを超えてはいけない
・リバウンドする人はシュートを打つ前に動いてはいけない
・ジャンプして打ってもいい
・どんな打ち方をしてもいい
・わざと外してもいい
でした。
フリースローの距離についても説明しましたが覚えていますか?
・バックボードから4.6m
でしたよね。
あと、最後にフリースローのコツや成功率についても解説しました。
・フリースローの理想の角度は45度
・ルーティンを作って毎回同じように打つ
・練習で100%に近い成功率だと試合で80%以上入る
でした!
フリースローはあまり重要ではなさそうに見えて、実はかなり重要な技術です!
例えば、チームのフリースロー成功率が70%だったとしましょう。
1試合で20本のフリースローを打ったとしたら6点も損していることになります!
もし、その試合が4点差で負けたら、フリースローを決めていれば勝っています。
バスケではそんなシーンがよくあるんですよ。
私も中学の時に、残り3秒でフリースローをもらったことがあります。
しかも1点差で負けていたんです。
そして私は、、、
2本とも外してしまいました。
もちろん、チームは負けましたよ?
めっちゃ落ち込みましたよ?
だって、私のせいで負けたみたいなもんですからね。
そのくらいフリースローはめっちゃ大事です。
しっかり練習しましょう。
練習では100%で入れる気持ちでやりましょうね。
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